胸鎖乳突筋をほぐして綺麗なフェイスラインを手に入れよう!

コラム

みなさんは胸鎖乳突筋という筋肉を知っていますか?最近注目されているので聞いたことがある方はいらっしゃるかもしれません。実はこの筋肉を鍛えたりほぐしたりすると、綺麗なフェイスラインが手に入ると言われています。
今回は、この胸鎖乳突筋のほぐし方を紹介します。

胸鎖乳突筋とは?


胸鎖乳突筋とは、耳の真下あたりから鎖骨に向かって斜めに伸びている筋肉のことを言います。首の側面に左右一本ずつ存在している筋肉とイメージするとわかりやすいかもしれません。首の後ろ側に同じく左右一本ずつある頭板状筋とリンクして働いており、首を曲げたり、回転させたりする時は、これらの筋肉の収縮・伸張が起こるのです。
胸鎖乳突筋は日常生活においては、寝ている状態から起き上がる際に、頭を上げるために使われる筋肉です。また、リンパが近くに通っているので、肩凝りや首凝りが発生していると、胸鎖乳突筋も同様に張ってきてしまいます。これをほぐすことで首周りがすっきりとし、顔と首の境目がはっきりするため、フェイスラインが綺麗になるのです。

胸鎖乳突筋の効果的なストレッチ方法①


一つ目のストレッチは、鎖乳突筋を柔らかくするのに効果的なストレッチです。まず、軽く自然に背筋を伸ばしましょう。座っていても立っていてもOKです。左右どちらかの方向に、首をゆっくり傾けていき、そこから徐々に後ろに倒していき、後方45°程度の方向にまで傾けましょう。倒す方向と反対の首が伸びているのを確認しながら、しばらくその体勢を維持します。反対側も同様に行い終了です。1回につき、10秒ほど傾けている状態をキープするようにしましょう。正しいやり方を意識していきながら、左右それぞれ3回ずつおこないましょう。コツとしては腰や背中が動くと、首が伸びずストレッチ効果がなくなるため、首だけを動かすことです。ゆっくりと倒していくことで首が伸びているのを実感しやすいため、急に傾けないようにしましょう。左右バランスよく取り組むことで効果が得られます。ストレッチは、派手な動きや回数にとらわれず、気持ち良さを感じながら取り組むことがおすすめです。

胸鎖乳突筋の効果的なストレッチ方法②


二つ目のストレッチは、首全体を柔らかくするストレッチです。まず、左右片側の肩に手を置いて、鎖骨を軽く押さえましょう。押さえている方の脇を閉じ、鎖骨を固定しておく
アゴを上に向けるようにして、後ろに倒していきます。そのまま左右に大きく首を振るようにして、首回りの血流を促します。鎖骨を押さえている方の腕を軽く伸ばして、肩から大きくゆっくり回してください。そして反対側も同様に行い終了です。1セットが長いため、じっくりと片側5分以上時間をかけて取り組み、丁寧にそれぞれの動きの効果を実感しましょう。胸鎖乳突筋を含めて、首回りが暖かくなっていくのを感じながらゆっくり伸ばしていきましょう。万が一、そこまで暖かくならなかったらフォームが間違っている可能性があるため、再度フォームチェックからやりなおしてみましょう。

胸鎖乳突筋の効果的なストレッチ方法③


次に紹介するのは、胸鎖乳突筋の効果的なマッサージ方法です。まずは、首を左右どちらかに大きくひねります。耳の真下あたりから鎖骨に向かって伸びる筋が浮き出てくるのを確認し、筋が浮き出てくるのを確認できたら、それを親指・人差し指・中指の3本で掴む
そのまま痛みが出る直前程度の力強さで、ほぐすように上下に動かしていきましょう。反対側も同様に行い、数回繰り返し終了です。毎日少しずつでもいいので継続していくことで凝りがほぐれやすくなるため、効果的が現れやすいです。

まとめ


ここまで、胸鎖乳突筋のストレッチやマッサージ方法を紹介してきました。この筋肉をほぐすことでフェイスラインが綺麗になるだけでなく、首こりや肩こりの改善も期待できます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

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