ペットが与える健康への良い影響とは?

コラム

みなさんはペットを飼っていますでしょうか。内閣府の調査によると約7割の人がペットを飼うのが好きというデータが出ています。
実際にペットを飼っている人は34.3%いて、住宅の状況や一人暮らしなどの事情により、好きだけど飼えないという人が半分程度いらっしゃるという結果があります。また、飼っているペットの種類は犬、ねこ、魚類などが多いそうです。毎日癒しを与えてくれる存在のペット。実は健康にもメンタルにも良いそうなのです。
今回は、その理由などを紹介していきます。

ペットを飼うことのメリット①


「犬を飼うと健康になる」「ペットと暮らしている人ほど健康」という話をよく聞くことがありますよね。ペットと一緒にいるだけで心が落ち着く感じがしたり、不思議と元気になったりという経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。実はペットにはアニマルセラピーの効果があると言われています。犬やネコ、馬などの動物とふれあうことにより心身の健康向上を図る療法を「アニマルセラピー」とよびます。その歴史は古く、古代ローマ時代には、負傷兵のリハビリとして馬とふれあう「乗馬」が推奨されていたそうですね。
犬と暮らすことによる健康効果については、古くから研究がされていて、アニマルセラピーまで広げると、古代ローマ時代に馬を用いたアニマルセラピーが行われていたという記述もあるそうです。具体的な効果は主に3つあります。
一つ目は、生理的・身体的効果です。ペットと散歩に出かけることで歩数や活動量が増加することによって血圧・中性脂肪などの改善につながります。また、ペットを触ったり、お世話をすることによって、内分泌系(ドーパミンやβエンドルフィン)の働きが促進されリラックスするということもわかっています。
二つ目は、心理的効果です。お世話をする側の立場になることにより、自発的な行動や自尊心が高まり、ペットと散歩に行きたい、遊びたい、触れ合いたいといった能動的な意識が生まれます。
三つ目は、社会的効果です。ペットに話しかけたり、散歩先などでペットを介した話題について他者との会話、発語が増えコミュニケーションが活性化したり、時間を決めて、エサを与える、散歩に行くなど定期的な行動をすることで、生活習慣としてのリズムが生まれたりします。

ペットを飼うことのメリット②オキシトシンの分泌


みなさんは、オキシトシンという成分を聞いたことがあるでしょうか。これは「幸せホルモン」として知られるもので、犬との生活が大きな影響を与えることがわかっています。オキシトシンは家族やパートナーとのスキンシップや信頼関係に関わるホルモンとして知られ、オキシトシンが十分に分泌されている状態だと、「幸せな気分になる」「脳・心が癒されストレスが緩和する」「他者への信頼感が増す」「心拍、血圧の安定」などの健康効果が発揮されるそうです。犬をなでたり、アイコンタクトをすることで、幸せな気持ちになるのは、しっかりと根拠があったのですね。

まとめ

「犬を飼う」という行為は、たくさんのメリットを与えてくれることがわかりましたね、人間が健康になるのではなく、犬とコミュニケーションをとり、お世話をすることでスキンシップしたり、一緒に散歩に出かけたり、自然と健康行動が促されるということなのです。かわいい家族との暮らしは心を豊かにしてくれ、健康に導いてくれますよね。しかし、それは大切な命を育てるということでもあります。ペットの一生をきちんと背負っていく覚悟ができた暁には、ぜひかわいいペットとともに生活してみるのも良いかもしれませんね。

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