呼吸が浅くて息苦しい!原因や解消法を解説

コラム

パソコンでずっと作業をしていると、なんだか息苦しいなと感じることがありませんか?
これは、同じ姿勢で作業を続けたことが原因で、呼吸が浅くなっているからかもしれません。
こちらの記事では、呼吸が浅くて息苦しい原因や解消法を解説しています。呼吸をしてもあまり酸素が吸えていない気がするなど、呼吸が浅くなっている方はぜひ参考にしてください。

呼吸が浅くて息苦しい3つの原因

息を吸ってもなんだかずっと息苦しいと思うことがありますが、これは呼吸が浅くなっているせいかもしれません。
呼吸が浅くなる原因は以下3つが考えられます。
1. ストレス
2. 同じ姿勢
3. 病気
ひとつずつ解説していきます。

ストレス

普段生活をしていると、不安を感じたり嫌な思いをしたり、ストレス感じることも多いでしょう。常にストレスを感じている状態は自律神経のバランスを崩し、交感神経を優位にしてしまいます。常に交感神経が優位になってしまうと、体はいつも緊張して呼吸は速く、そして浅くなってしまいます。

同じ姿勢

スマホやパソコンなどを長時間使用して同じ姿勢を続けていると、前かがみの姿勢になりがちです。姿勢が悪いと背中がガチガチに固まってしまうことに。通常、呼吸をするときには横隔膜や肋骨がスムーズに動きますが、背中が固いと動きづらくなり呼吸が浅くなります。

病気

息苦しいときは、肺炎や心疾患などが原因のときもあります。息苦しさだけでなく発熱や咳の症状もともなうときは、早めに医療機関を受診しましょう。

呼吸が浅いときの3つの症状

呼吸が上手くできずに浅い状態が続くと、以下2つの症状が起きる可能性があります。
1. 酸欠になる
2. よく眠れない
それぞれ解説していきます。

酸欠になる

呼吸が浅いと肺に十分な酸素を取り込めず、酸欠になってしまいます。
酸素は血液に含まれる赤血球によって全身に運ばれていますが、酸欠になると全身に十分な酸素を運べません。全身の酸素が不足すると、疲労感や頭痛を感じたり、多くの酸素を必要とする脳も酸欠になり何度もあくびがでたりします。

よく眠れない

体をゆっくりと休めてよく眠るためには、深い呼吸で自律神経の副交感神経を優位にする必要があります。浅い呼吸のままでは交感神経が優位のため、体が緊張してしまいよく眠ることができません。

呼吸が浅くて息苦しいときの解消法

呼吸が浅くて息苦しいと感じるときは、以下の解消法を試してみてください。
1. ストレッチ
2. 腹式呼吸
それぞれ解説していきます。

ストレッチ

ガチガチの背中をほぐしてあげると横隔膜や肋骨がスムーズに動くようになるため、息をしやすくなります。

手順は以下のとおりです。
1. 四つん這いになります。両手は肩の下にひざは腰の下にくるように置きます。
2. ゆっくりと長く息を吸いながら背中をそらし肩甲骨を寄せます。あごは天井に向けるようにします。
3. ゆっくりと長く息を吐きながら背中を上に引っ張られるように丸めて目線はおなかをのぞき込むように向けます
4. 手順の2、3を7セット繰り返します。

腹式呼吸

浅い呼吸になっているときは、意識的に深い呼吸をするようにしましょう。

手順は以下のとおりです。
1. 背筋を伸ばし肩の力を抜いたら、お腹に手を当てます。
2. 5秒数えながらゆっくりと口から息を吐きだします。吐き出す息と一緒にお腹も凹ませましょう。
3. 5秒数えながら鼻から息を吸い込みます。お腹が膨らむまでゆっくりと吸い込みましょう。
4. 手順の2、3を5分程度繰り返します。

まとめ

呼吸が浅くて息苦しいと、集中力が低下したり頭がボーっとなったりすることがあります。これは、呼吸が浅いため体内の酸素が不足していることが原因です。
空いた時間があるときには、積極的にストレッチや腹式呼吸を取り入れて、呼吸が浅くなる原因を解決して深い呼吸ができるようにしていきましょう。

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