テレビが身体と心に与える影響は?見る時のポイントも紹介

コラム

テレビは、ホッと一息つきたいときや今起きている情報を手に入れるためのツールとして欠かせないものですよね。しかし、長時間テレビを見続けるなど、視聴方法によっては健康に悪い影響を与えることもあります。
本記事では、テレビが身体や心に与える影響や、テレビの適切な視聴方法についてもご紹介していきます。

テレビが与える影響とは?

テレビが私たちの身体に与える影響にはどのようなことがあるのでしょうか。テレビを見ると、愉快な気持ちになったり感動をもらったりしますよね。しかし、テレビによって私たちの身体や心に影悪い響を与えることもまた事実です。
こちらでは、テレビが私たちに与える影響を、身体的な影響と心理的な影響の2つに分けてご紹介します。

身体的な影響

・ 運動不足になる
テレビを見ていると気付けば数時間経っていることがありませんか?テレビを見ている間、じっと座って見ることが多いのではないでしょうか。1日のうちに何時間も動かずに座ってテレビを見ていると運動不足になってしまいます。これが毎日続くと、筋力が低下してしまいますし、肥満にもつながってしまいます。
・ 睡眠の質が悪くなる
夜にテレビを見ながら寝てしまったり寝る直前までテレビを見ていたりすると、テレビの光によって脳が昼間だと錯覚を起こしてしまいます。そのため、夜中に何度も起きてしまったり、寝つきが悪くなったりしてしまいます。
・ 記憶力が低下する
テレビを見ているときに情報をただ聞き入れているだけだと、脳は働かずに考えることを止めてしまっている状態です。そのため、考えることをしない脳はだんだん記憶力が低下してしまいます。
また、脳の機能を維持するためには血液循環が大きく影響していますが、身体をあまり動かさずにテレビばかりを見ていると、血液の循環が滞り血栓ができることで、認知症を引き起こす可能性もあります。

心理的な影響

・ ストレスを受ける
テレビは様々な情報を流しています。特にニュース番組では、子供の虐待・殺人事件・交通事故・他国の戦争などショッキングなニュースが流れることがよくありますよね。違う時間帯のニュース番組でも取り上げられる内容は同じことが多く、1日のうちに何度も何度もネガティブなニュースが目に入ってしまいます。このことで、悲しくなったり怖くなったりと非常に強いストレスを感じるようになってしまいます。
・ 孤立する
テレビを毎日そして長時間見ていると、外出する時間が極端に減ってしまいます。また、運動不足や筋力低下も進み、何をするにも億劫になってしまうことも。そうなると周りの人が少しずつ離れていってしまい、人との関りが希薄になるため孤立してしまう可能性があります。

テレビを見る時のポイントは?

テレビを見ることによる身体や心理的な影響をご紹介してきましたが、では、テレビを見る時のポイントはどんなことがあるのでしょうか?こちらではポイントを3つに絞って紹介します。
・ テレビを見る時間を決める
テレビを見る時は、見る時間を決めましょう。長時間の視聴を避け、適度に休憩を入れ、軽い運動やストレッチをすることで、運動不足の解消をすることもできます。
・ 見る番組を見極める
ダラダラとテレビを見続けるのではなくて、自分にとってマイナスの感情になるような番組は見ないようにしましょう。また、夜寝る前に暗いニュースをテレビで見てしまうと、悲しい気持ちを引きずったまま朝を迎えてしまうかもしれません。自分にとって気持ちが明るくなる、嬉しい気持ちになるなど、メリットのあるものを選んで見ることが大切です。
・ 睡眠前テレビを見ない
夜のテレビは寝る2時間前までに終了しましょう。これはスマホやパソコンも同じです。寝る前の2時間は、ゆっくりと入浴したり、読書をしたりして、気分を落ち着かせて過ごすと良いでしょう。こうすることで、リラックスをするための副交感神経が優位に立ちますで、ゆっくりと眠ることができます。

まとめ

テレビは私たちに娯楽や旬な提供してくれる素晴らしいものであると同時に、身体や心に悪影響を与えることもあります。自分自身でテレビを見る時間を調整したり見る番組を選択したりすることで、より良いテレビ環境を作り出せると思います。

関連記事一覧