風邪やウイルスに負けない!免疫力UPのコツとは?

コラム

いまだ新型コロナウイルスが猛威をふるう中、今度はインフルエンザの季節が到来…。
なかなか安心できない毎日が続いていますね。

健康で過ごすためには手洗いうがいなど毎日の対策も大切ですが、体の内側からの対策も大切です。

そこで重要になるのが「免疫力」。
この記事では免疫力とはなにか、どうしたら高めることができるのかについて解説します。

そもそも免疫力って何?


「免疫力」とは、ウイルスや細菌などから体を守る防御機能のこと。
「疫から免れる」と表すのでイメージしやすいですよね。

ちなみに、免疫力は健康な方であれば生まれつき一定程度備わっています。
私たちがいつも健康でいられるのはこの免疫力が正常に機能しているからこそ。

空間には常に様々な病原体や菌が漂っているため、免疫力が弱まると体調不良を感じたり、ひどくなると普通の生活が困難になることもあります。

つまり、ちょっとした体調不良は免疫力低下のサイン。

免疫力は不規則な生活や栄養バランスの乱れ、喫煙や加齢によって低下するため、できる限りのケアを行い、健康な体を保ちましょう。

免疫力を高めるコツは?


免疫力はセルフケアで高めることができます。
ぜひ次の3つを取り入れてみてくださいね。

栄養をしっかりとる

免疫力が低下する原因としてまずあげられるのが、栄養バランスの乱れです。
というのも免疫力は腸内環境と密接に関連しています。
偏った食生活や不規則な食事で腸内環境が乱れると、結果的に免疫力も下がってしまうのです。
そうならないためにも、次の栄養を積極的に摂りましょう。

・免疫細胞の材料になる「タンパク質」
・腸内環境を整える「食物繊維」
・免疫細胞を活性化させる「ビタミンE」

タンパク質は肉、魚、大豆製品など多く、食物繊維は野菜に多く含まれます。
また、ビタミンEはナッツや魚卵などに多いので、積極的に取り入れましょう。

体温を上げる

実は、体温が1℃上がると免疫力は数倍になると言われています。
つまり、体を温めれば免疫力が高まるということ。

温かい服装を心がけたり、積極的にホットドリンクを飲んだりするのはもちろん、運動によって体を温めるのも効果的です。

体を冷やさない工夫をしてみてくださいね。

腸内環境を整える

前出のように、免疫力と腸内環境は密接に関係しています。
食事からのアプローチだけでなく体を動かすことでも腸にアプローチできるため、ぜひ次の方法もお試しください。

▶︎上半身のストレッチ
腸があるのは骨盤付近から肋骨の下あたりまで。
つまり、お腹まわりに刺激を加えると腸にも刺激が加わり、腸内環境を整えることができます。

<やり方>
1.イスに座るか両足で立つ
2.両手の指を絡め、手のひらを正面に向ける
3.大きく息を吸いながら手のひらを天井に向けるように伸ばす
4.3の状態で体を右に倒し、数呼吸繰り返したら左に倒す
5.2の姿勢に戻り、今度は体を右にひねる
6.数呼吸繰り返したら左にひねる
7.一連の流れを数回行う

<ポイント>
・深い呼吸を意識する

▶︎腸マッサージ
お腹まわりを直接押し、腸に刺激を加えるのも有効です。
適度に刺激して便秘や下痢を解消し、腸内を整えましょう。

<やり方>
1.仰向けになるかイスに座る
2.へその下に手をあて、円を描くように押す
3.そのまま「の」の字を書くように場所を変えながら押す
4.2-3を数回繰り返す

<ポイント>
・痛みを感じない程度に押す
・硬いところがあればほぐすように押す

まとめ


「免疫力が高まってきた!」という体感を得るのは難しいかもしれませんが、気づいたころには風邪をひきにくくなっているはず。
ぜひセルフケアを取り入れて、元気に過ごしましょう!!

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