注意するべき薬の飲み合わせや食べ合わせを紹介

コラム


薬は飲み合わせや食べ合わせに気をつけないと、効き目を強くしすぎてしまったり、弱めてしまったりすることがあります。不意に間違った飲み合わせや食べ合わせをしている可能性もあるので、こちらの記事を是非参考にしてみてくださいね。

総合かぜ薬と咳止めや解熱剤

 市販の総合かぜ薬には、外熱鎮痛剤と鼻炎薬、咳き止めの薬が含まれています。そのため、総合かぜ薬と解熱鎮痛剤、総合かぜ薬と鼻炎薬、総合かぜ薬と咳止めという飲み合わせは成分が重複してしまうのです。効果が強まりすぎてしまう場合もあるので、併用は控えましょう。
 もし、咳がひどくなってきたり鼻水がひどくなってきたりした場合、総合かぜ薬から乗り換えたいという時もあるでしょう。そのような際には、総合かぜ薬を飲んだ後4時間は空けるようにし、次の薬を服用するようにしてください。

胃腸薬と便秘薬

 胃腸の調子が悪いときに、胃腸薬と便秘薬を併用したくなる時がありますよね。しかし、実は避けた方がよい飲み合わせなのです。便秘薬は、腸までしっかり届けるために腸まで溶けないようにされている薬が多いです。しかし胃腸薬を一緒に飲んでしまうと、便秘薬が胃で溶けてしまうことがあります。そうなると、便秘薬の効き目がなくなってしまったり、吐き気や胃痛が引き起こされる場合があったりします。そのため、胃腸薬を服用し便秘薬も服用したいときは、1時間以上あけて飲むことが大切です。

薬と飲料

 薬は水で飲みましょうとよく言われますよね。それにもきちんと理由があり、効果を強めすぎてしまったり弱めてしまったりする飲み物があるのです。
 牛乳や飲むヨーグルトなどの乳製品は、薬の効き目を弱めてしまい、効果が現れる時間が遅くなってしまうことがあります。これは、乳製品が胃のpHを上げてしまうために起こる現象です。
 ジュースの場合、薬の吸収を阻害してしまったり効果を強くしてしまったりすることがあります。例えば、グレープフルーツジュースの場合、コレステロールや血圧の薬の効果を強くしてしまうことがあります。副作用も強めてしまうので、注意するようにしましょう。
 コーヒーや緑茶などカフェインを含む飲み物でカフェインが含まれている薬を飲むと、カフェインの摂取量が多くなってしまい頭痛が現れたり、眠れなくなったりすることがあります。
 アルコールは薬の効果を強めてしまうので、副作用が現れやすくなります。風邪薬や催眠鎮静薬には抗ヒスタミン剤というものが含まれていて、アルコールがその作用を強めてしまいます。その結果、強い眠気が現れます。また、アスピリンと一緒に服用すると、悪酔いしやすくなるという副作用もあります。

薬と食べ合わせ

 納豆や緑黄色野菜、青汁などに多く含まれているビタミンKは、ワーファリンを服用されている方は控えた方がよいです。ビタミンKは血液を固まらせる役割があり、ワーファリンは血液を固まらせにくくする薬です。それぞれの効果が反発してしまい、薬の効果が無くなってしまいます。ほうれん草やニラ、パセリやシソなどにも多いので注意しましょう。
 肉や魚はタンパク質を多く含むため、消化するために胃腸や肝臓に流れる血が増えます。そのため、薬の吸収が早くなることがあります。また、脂質を多く含むウインナーやチーズ、バターを摂取すると胆汁が多く分泌されるので、こちらも薬の吸収される速度が早まることがあります。食後に飲む場合の薬は、おかゆやうどんなど消化の良いものを摂取すると良いでしょう。

まとめ

 ここまで、注意した方がよい薬の飲み合わせや食べ合わせを紹介してきました。意外と、今まで行ってしまっていた組み合わせもあったかもしれません。薬の効果が弱まってしまうことも避けたいですが、強まりすぎて副作用が出てしまうのはより避けたいですよね。身体にも大きな負担がかかってしまうので、薬を飲む場合は是非一度調べてみるとよいかもしれませんね。

関連記事一覧