下半身太りは歩き方で解消できる!

コラム

頑張ってダイエットをしていて、ちゃんと体重も落ちてきているのに、足だけが細くならない…なんて悩んだことのある人は多いと思います。すらっと細く引き締まった脚は、女性の憧れですよね。実は脚が細くならないのは脂肪ではなく、歩き方が原因かもしれません。脚やせに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

正しい姿勢を手に入れる

 はじめに、歩く時の正しい姿勢を紹介します。姿勢が崩れていると骨盤が歪み、脚の太く見える部分に筋肉が付き、結果、歩けば歩くほど太くなっていくなんてことになりかねません。まずは、まっすぐに立ち横から見たときに、後頭部、耳、肩、太ももの付け根の外側にある大きなふくらみ部分の大転子、足首の外側にある大きく膨らんだ骨である外果の前方が一直線になるようにしましょう。次に肩の力を抜き、丹田と呼ばれる下腹部に力を入れて、上半身を支えましょう。最後にあごを引いて、視線はまっすぐより少し上向きにしていきます。この形が、これが正しい姿勢になります。

正しい歩き方

 次に、正しい歩き方を紹介します。基本的には、かかとから着地します。しかし意識しすぎると不自然になってしまうので、あくまで自然に着地させましょう。前に出した脚の膝裏を伸ばすようにして、かかとから着地させます。そして、着地した脚のかかとからつま先に重心を移動させ、反対側の脚は、膝裏をしっかりと伸ばしてかかとを上げましょう。つま先に重心が移動したら、親指の付け根と小指の付け根で地面を蹴り上げます。このときに強すぎると、ふくらはぎが太くなってしまうので注意してください。つま先で着地するのは、負担がかかるので好ましくありません。足をけり出すときは、5本の指をすべて使うようにしましょう。他の指が浮いていると、これも脚が太くなる原因となります。そして膝をなるべく伸ばし、重心をスムーズに移動させながら進むと、負担を少なくし、脚やせに効果的となります。
 そしてもう一つ重要なのは、歩幅です。基本的に歩幅は、少し広めにしておきましょう。運動強度も上がるのでおすすめです。歩幅の理想は、「身長(cm)×0.45~0.5=適正な歩幅(cm)」と言われています。身長150cmの人ならば、67.5~75cm、160cmの人ならば72~80cmくらいが適正な歩幅の目安となります。そして腕の振り方は、肩甲骨を寄せ、腕を後ろに軽く振り上げることを意識することで、燃焼効果が大きくなります。また、肩甲骨を寄せると猫背が改善し胸を張るため、自然に正しい姿勢を維することができます。正しい姿勢を維持しやすくなります。また、腕を後ろに振る動きが二の腕の引き締めにも効果が期待できるため、一石二鳥です。

NGな歩き方

 ここからは、脚が太くなってしまう歩き方を紹介します。まず紹介するNGな歩き方は、歩くスピードが速すぎる歩き方です。歩くスピードが速すぎると、ふくらはぎの筋肉で脚を引き上げてしまうため、脚が太くなってしまう可能性が高くなります。狭い歩幅でちょこちょこと歩くのは、最も脚が太くなる歩き方です。疲れ過ぎない自分が楽しめる程度のスピードで、早歩きをしてみましょう。また、つま先に重心をかける歩き方も脚が太くなります。これも必要以上にふくらはぎの筋肉を使うことになり、必要以上の負担をかけてしまうのです。

まとめ

 ここまで、下半身太りを解消する歩き方をくわしく紹介してきました。歩き方を間違えると、せっかくウォーキングも食事制限も頑張っているのに、さらに脚が太くなるという悲しい結果に陥ってしまいます。ぜひ正しい歩き方を意識して、美しい脚をすらっとのびた脚を手に入れてくださいね。

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