なかなか寝付けない!不眠の原因は寝る前スマホだった?

コラム


ベッドに入ってから何時間も寝付けない!とストレス社会の今、不眠の人が増えているようです。そして、寝付けないからついついスマートフォンを見てしまう人も多いでしょう。しかし実は、そのスマートフォンがさらに不眠の原因を作っているのです。

原因①スマホが発しているブルーライト


スマホが不眠の原因となってしまうひとつめの理由は、スマホが発しているブルーライトの影響があるからです。最近よく聞くこのブルーライト。パソコンやスマホの液晶から出ている光なのですが目によくないとされており、ブルーライトカットのメガネなども主流となってきました。
 人間は昼行性の動物として生活するように本能が備わっています。朝昼活動して夜に寝るという生活スタイルの方が多いと思います。人間は、太陽の光を浴びると交感神経が活発になり、活動するスイッチが入るようになっているのです。逆に暗いところにいることで、副交感神経が働き、休んだり睡眠したりするスイッチになるのです。しかし、ブルーライトを浴びてしまうと、脳がまだ活動しなければならない!と勘違いしてしまいます。厄介なことに、ブルーライトは太陽の光と非常に近い性質をもっているのです。また、スマートフォンは手元で目に近づけて使います。そうすると、眠気を誘うメラトニンというホルモンの分泌を抑えてしまい、余計に眠れない!なんていう状況を作ってしまうのです。

原因②情報過多のため、脳が活性化してしまう


スマートフォンを使うとき、TwitterやインスタグラムなどのSNSコンテンツを使う人が多いと思います。SNSは世界中の人のつぶやきや写真が見られますが、寝る前にこれを行ってしまうと、情報過多で脳が活性化してしまうのです。また、知人が愚痴を言っている投稿を見てしまったときには最悪です。もしや自分のこと・・・?なんて心配になってしまいますよね。このようなマイナスの出来事だけでなく、プラスの感情も脳には大きなストレスになるので、寝る前にSNSを見ることは控えたほうがよいでしょう。
 そのほかに、ネットショッピングも脳が興奮状態になりやすいです。自分の興味のあるものを探したり見つけたりしだすと、集中状態になってしまい覚醒してしまいます。欲しい服を探していたら半日終わっていた!なんてこともありますよね。寝る前に行ってしまうとあっという間に朝になっているかもしれません。

対策①別の部屋にスマートフォンを置く


ついつい寝る前にスマートフォンを使ってしまうという人は、別の部屋にスマートフォンを置いて寝室に持ち込まないことが一番手っ取り早いです。目覚まし時計を買ってスマートフォンは使わないようにしてみると、快眠になるかもしれません。寝る直前だけでなく、寝る2時間前くらいからスマートフォンを控えることがおすすめです。ゆっくりと副交感神経のスイッチが切り変わり、眠りにつきやすくなります。

対策②オルゴールをかけながら寝る


どうしても寝室にスマートフォンがないと心配!という人は、スマートフォンでYouTubeを起動し、オルゴールのBGMなどをかけてみてください。よく病院の待合室でオルゴールの有線がかかっていることがあると思います。実はオルゴールには絶大なリラックス効果があり、眠る前にも最適の音なのです。10分程度オルゴールの音を聞いてから寝てみると、リラックスして眠ることが出来ます。

さいごに


ここまで、スマートフォンによる不眠の原因や対策を紹介してきました。とても便利なツールなのですが、SNS疲れなどの言葉も出てきている今、使い方には注意が必要です。しっかりと睡眠がとれる身体になって、毎日すっきりとした朝を迎えたいですね!

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