運動で活性酸素が増える!?疲労の原因は細胞のサビかも

コラム

運動が健康維持のために良いことは広く知られていますが、ついつい過度に取り組みすぎてしまうことはありませんか?
「運動のやりすぎは何がいけないの?」と思う方もいらっしゃると思います。
実は、過度な運動は、体にとって有害な活性酸素を多く作り出してしまうことに……
本記事では、「活性酸素とは?」「運動で活性酸素が増える理由は?」といったことについて解説していきます。

運動で活性酸素が増える!?

過度な運動は活性酸素を過剰に生成してしまいます。このことは、老化を促進させたり、生活習慣病の要因となったりして、体に悪い影響を与えてしまうことに……
こちらでは、以下の2つについて解説していきます。
・ 活性酸素とは?
・ 運動で活性酸素が増える理由は?
                     

活性酸素とは?

活性酸素とは、人間が呼吸で体内に取り込んだ酸素が、外部からの様々な刺激を受け、通常の酸素よりも活性化された状態になったもののことです。体が酸素を使ってエネルギーを作り出す代謝過程で約2%~3%が活性酸素になるといわれています。
「活性酸素は悪い」というイメージを持たれがちですが、白血球で産出される活性酸素は体内の免疫機能や感染防御などの重要な役割を果たしていますので、活性酸素をとにかく排除すれば良いというわけではありません。
適量の活性酸素であれば、もともと体の中に備わっている抗酸化能力で、活性酸素からのダメージを修復したり、再生したりすることができます。しかし、活性酸素が過剰に生成されてしまうと血管や細胞を酸化させ、傷つけてしまうことになります。

運動で活性酸素が増える理由は?

運動で活性酸素が増える理由は、平常に比べて呼吸する量が増えるからです。
過度な運動を行うと、過剰に体内に取り込んだ酸素が多くの活性酸素を生成してしまい、急激に活性酸素の量を増やしてしまいます。通常であれば、もともと体に備わっている抗酸化能力で、ダメージから守ることができます。しかし、過度な運動をしたことにより、急激な活性酸素の増加量に抗酸化能力が追い付かず、体内に活性酸素を蓄積させてしまうことになります。
しかし、適切な強度と運動量であれば、活性酸素を抑制させることができることもわかっています。健康維持のための運動は、適切な強度と量で取り組むことがとても重要なのです。

疲労の原因は細胞のサビ!?

なんだかいつも疲れていると感じる場合は、細胞のサビが原因かもしれません。
活性酸素により細胞がサビてしまうと、体に様々な悪影響を及ぼします。
こちらでは、以下の2つについて解説していきます。
・ 細胞のサビとは?
・ 細胞がサビると疲労する?

細胞のサビとは?

細胞のサビとは、体の細胞が酸化した状態のことです。鉄の棒を例にして想像してみるとわかりやすいのですが、酸化前であれば固い鉄の棒でも、酸化してサビてしまうと、ボロボロと崩れ落ちてしまいますよね。活性酸素が過剰生成され、体内に蓄積してしまうと、体の中でも鉄の棒と同じようなことが起こってしまうのです。
細胞のサビにより、老化や生活習慣病を引き起こすこともわかっていますので、健康維持のためには、細胞をサビさせないための対策が必要となります。

細胞がサビると疲労する?

疲労の原因にはいくつかありますが、その中のひとつが、活性酸素による細胞のサビが原因です。ほとんどの生き物の細胞の中には、エネルギーを作り出すミトコンドリアが存在しています。しかし、細胞がサビてしまうと、ミトコンドリアがエネルギーを作る能力が低下してしまうことで、体が疲労してしまいます。
ストレス発散や、健康促進のために運動をする場合であるにも関わらず、過度な運動をしてしまうと、活性酸素を急激に生成し細胞をサビさせてしまい、疲労を促進させてしまうことにつながりますので注意が必要です。

まとめ

過度な運動は活性酸素を急激に生成することで、健康促進とは真逆の状態になってしまいます。何事も適切であることが、健康を維持するために重要です。
活性酸素によって細胞がサビると、疲労の原因にもなりますし、さらには老化促進や生活習慣病の要因となることもわかっています。
活性酸素を過剰に生成させないように適切な強度や量の運動を心がけて、毎日を元気に過ごしたいですね!

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