米軍も採用!2分で眠りにつくコツとは?

コラム

明日も早起きしないといけないから早く寝よう。そう思って布団に入ると、眠れないことって多いですよね。一度何かを考え出してしまうと脳が冴えてしまって眠れない。焦るとさらに眠れない。そんなときに役立つ、米軍も採用している眠るコツがあるのです。

2分で眠る方法 ステップ1


さっそく、米軍も採用している2分で眠る方法を紹介します。
① まずはゆっくりと深呼吸をします。最初は顔の周りの筋肉をほぐしていきます。顔の筋肉をリラックスさせていきましょう。その後に、額や顎目の周りの緊張をほぐし、ゆっくりと深呼吸を繰り返します。
②次に上半身をほぐしていきます。まず始めに、肩をできるだけ低い位置まで下ろします。左の上腕と前碗を緩めて、右側も同じように緩めていきます。
③深呼吸をして上半身をリラックスさせてから、下半身をリラックスさせていきます。大腿から膝下まで、脚をリラックスさせて緊張を解いていきましょう。最後に全身の力を抜き、10秒間リラックスさせます。

2分で眠る方法 ステップ2


上記の方法で身体をリラックスさせたら、次は脳をリラックスさせていきます。眠る時の大敵はずばり考えごとや邪念です。それを取っ払う方法になります。
 大切なのはイメージすることです。推奨されているイメージを紹介します。まずひとつ目は、青空が広がり、静かな湖にカヌーを浮かべ、そこに寝そべるイメージ。ふたつ目は、暗い部屋に黒いベルベットのハンモックを吊るし、自分が乗り、心地よく揺れているイメージ。どうしてもイメージできない場合は、「考えるな、考えるな、考えるな」と、10秒間何度も繰り返して言うのも効果的です。
 費やす時間は、ステップ1に1分30秒、ステップ2に2分ということで、およそ3分30秒で眠りにつける方法です。1時間も2時間も眠りにつけないことを考えると、かなり早く眠りにつける方法だといえます。

パイロットのために開発


この睡眠テクニックは、1981年に出版された『Relax and Win: Championship Performance』という本で発表されたものだそうです。実は第二次世界大戦のとき、米軍パイロットによる操縦ミスが多発したそうなのです。その原因が、睡眠不足でした。これを解消するためにこのテクニックを使ったところ、どんな環境にあっても軍隊は2分以内に眠れるようになったといいます。昼夜でも、周りがどんなに騒音のある環境であっても、6週間のトライアル期間で成功率は96%だったといいます。

眠りにつく上で大切なこと


紹介した「米軍睡眠法」のほかにも、「アリス式睡眠法」など、睡眠方法は数多く紹介されてします。共通するものは、リラックスすることと無思考になることです。眠るときに一番大切なのは、何も考えないことなのです。しかし、何も考えないようにすればするほど、考えごとが浮かんできてしまいます。この睡眠法は、脳の意識を自分の身体へ持っていくことで、何も考えない状態をつくり、眠りにつくことができるのです。

まとめ


ここまで、米軍も採用した眠る方法を紹介してきました。眠る時に「何も考えない」ということは非常に難しく厄介なものです。また、そのせいで寝付けない時間ほど苦痛なものはありません。紹介した方法で安眠を手に入れられる可能性が高まるので、ぜひ試してみてください。

関連記事一覧