眼精疲労を改善して快適な朝を迎えよう!

コラム

眼精疲労は、デスクワークで長時間パソコンを使用している方や、スマホ、テレビ、読書などで目を酷使する方に多くみられる症状の一つです。とくに在宅ワークが増えた昨今、毎日パソコンと向き合っているという人は多いのではないでしょうか。単なる目の疲れであれば、睡眠をとることで改善できます。しかしそれでも何日か治らない場合は眼精疲労かもしれません。眼精疲労は頭痛や体調不良も引き起こす厄介な症状です。そこで今回は、そんな眼精疲労を改善するための方法を紹介していきます。

眼精疲労が起きる理由

眼精疲労の原因は、目のピントを合わせる毛様体筋を酷使すると目が疲れるためです。毛遠くを見るとき 窓の外など、遠くを見ているときはピント合わせをする毛様体筋の緊張がゆるんでいます。そして近くを見るとき パソコンなど、近くを見ているときはピント合わせをする毛様体筋は緊張状態となります。また、手元を見るとき ケータイなど、手元を見ているときはピント合わせをする毛様体筋は、さらに緊張状態となってしまいます。そしてデスクワークが多い人の日常生活では、毛様体筋がゆるむことが少なく、緊張状態が持続していることが多いため、毛様体筋に大きな負担がかかり疲れ目の症状が現れてしまうのです。

正しいパソコンの使い方


眼精疲労を抑えるためには、正しいパソコンの使い方と対処法を実行することが大切です。パソコンを使うときは、次の3つの対処法があります。一つ目は、パソコンと適切な距離を保つこと。顔とモニターまでの距離が約50~70cmが理想です。椅子の背もたれで背中を支え、足を床につけます。ひじ掛けやデスクに手を自然に置いて、不要な力を入れずにキーボードを使いましょう。使用時間は、1時間ごとに約10分の休憩をとることが大切です。パソコンを見るのではなく、完全にパソコンから離れてリラックスすることがポイントです。二つ目は、モニターの明るさを調整することです。明るすぎたり暗すぎたりする画面は疲れ目の原因になってしまうため、丁度いい明るさに調節することが大切です。また窓から入る光がモニターに映らないように、ブラインドで遮光をすることもおすすめです。明るさを微調整したいときにはモニター用のフィルターをつけるという方法もあります。

眼精疲労を軽減させる方法


眼精疲労を軽減させる方法を紹介します。まずは、ツボ押しマッサージです。目の周りのツボは、骨があるところを指で押して、気持ちがいいと感じたところです。目を押さないように注意しつつ、指でツボを強めに押しましょう。また、こめかみや首筋、手の親指と人さし指の間にもツボがあるので、親指で揉むように刺激してみるのもおすすめです。
次に眼球体操です。眼球体操目を見開いて、眼球を大きく回し、右回りと左回りをそれぞれ数回行いましょう。体操後は、目を閉じて休んでください。また、まぶたを温めるのもおすすめです。まぶたの血行をスムーズにするために、まぶたに温かいタオルをのせたり、湯のみから立ちのぼる蒸気をまぶたに当てたり、まぶたにシャワーを数分当てたりすることで症状が軽減します。

まとめ

眼精疲労になると、頭痛や体調不良にも繋がるので、仕事や生活のパフォーマンスが落ちてしまいます。それはとてももったいないことなので、正しくパソコンを使うとともに、こまめに目の疲れをとることがとても重要になってきます。日々のちょっとした意識で辛い眼精疲労を和らげることができるので、ぜひパソコンの使い方や日々の生活を今一度見直し、マッサージやストレッチなどを取り入れてみてはいかがでしょうか。

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