ランニングをしても痩せないのはなぜ?その原因を解説!

コラム


ダイエットのために、ランニングを日常的に頑張っている人は多いと思います。しかしなかなか成果が出ない…そんなこともありますよね。せっかく頑張っているのに結果がでないのはモチベーションを低下させてしまい、やる気も落ちてきてしまいます。実は、ランニングをしても効果が出ない場合、きちんとした理由があるのです。ここでは、理由を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

痩せない理由①走るペースが遅い

ランニングは有酸素運動の代表的なエクササイズで気軽に始められるので、ダイエットには最適な運動の1つとなっています。しかし、走るペースが遅いと、あまり効果が得られないこともあります。脂肪燃焼のためには、最大心拍数に対し60~70%の心拍数の範囲内で走ることが最も脂肪を燃やすのに効率的だと言われています。また、ペースが速すぎてもエネルギーとして脂質よりも糖質が多く使われてしまうので、1kmを6~8分程のペースで走ると痩せやすいと言われています。

痩せない理由②浮腫んでいる

運動を始めてばかりの人の場合、筋繊維が損傷すると脚や身体がむくみやすくなります。これはランニングを継続していくにつれて解消していくのですが、一時的に水分が増えて体重が増えることもあります。ハードなランニングやウエイトリフティングなどの負荷で筋繊維を修復しようとし、水分を保持しようとすることで、体が浮腫むのです。そのため一時的に体重が増えてしまってもそこで諦めずに、継続することで体重はゆっくりと減少していきます。体重の増減に左右されずに、気長に続けることも大切ですね。

痩せない理由③タンパク質不足

ランニングをどれほど頑張っても、タンパク質不足だと傷ついた筋肉を修復させることはできません。ランニングでは筋肉の消耗が激しいため、ランニング後2時間以内にアミノ酸やたんぱく質を摂取することが望ましいです。とくに女性の場合、カロリーを抑えるためにサラダなどの食物繊維中心の生活になってしまい、たんぱく質が十分に摂れていないという場合が多いです。そうすると逆に痩せにくく太りやすい体質になってしまうので、お肉や魚、大豆製品といったタンパク質をしっかりと食べるようにしましょう。最近ではプロテインも種類が豊富になっているので、そのようなものを活用してみても良いですね。

痩せない理由④食べる量が増えている

有酸素運動をすると、食欲が増すというデータがあります。とくに、60分以上有酸素運動をしてしまうと、消費した以上のカロリーを摂取してしまう可能性が高くなるようです。有酸素運動はダイエットに最適ですが、消費できるカロリーはせいぜい200~300カロリー程度なのです。「運動しているから大丈夫」「今日は頑張ったから食べてよい」という考えで、普段以上に甘いものや脂っこいものを食べていることもあるかもしれません。食欲をコントロールするには、40分程度の有酸素運動が望ましいです。そのため、ランニングは30~40分程度で終わらせ、無駄な食欲を招かないようにしましょう。また、普段から食べたものを記録しておくなどして、摂取カロリーを管理しておくことも大切です。

まとめ

 ここまで、ランニングでダイエット効果が得られない理由4つを紹介してきました。特にランニングを始めたばかりの人は浮腫みが原因になっていることも多いため、継続して行うことで解消されることも多いです。ぜひ長期的な目線でランニングを続けてみてください。

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