コーヒーはNG!?水分補給におすすめの飲み物とは

コラム

「熱中症にならないように水分をとらなきゃ…」と、コーヒーを飲んでいませんか?

実はコーヒーやお茶ではうまく水分を補給することができないのです!
それどころか、かえって体から水分が抜けてしまう可能性も…

この記事では水分補給におすすめのドリンクや正しい水分補給の方法について解説します。

コーヒーはなぜNG?


食後、リラックスタイム、眠気覚ましなど、様々なタイミングで1日に何杯もコーヒーを飲むという人は多いはず。

しかし、残念ながらコーヒーでは水分を補給することができません。

その理由は、コーヒーには含まれている「カフェイン」という成分。
カフェインには利尿作用があるため、飲むと水分が尿となって体外に出てしまうのです。
つまり、水分を補給するどころか水分を外に出してしまうということ。
体の大きさにもよりますが、コーヒー1杯でコップ3杯分の水分が排出されるともいわれています。

今回は具体例にコーヒーをあげていますが、カフェインが入っている飲み物は全て注意が必要です。
紅茶、緑茶、エナジードリンクなども、水分補給を目的に取り入れるのは避けましょう。

水分補給におすすめの飲み物とは?


水分補給にオススメのドリンクはずばり、「常温の水」です。

暑い日は冷たい水が飲みたくなるかもしれませんが、体が冷えてしまうので避けたほうがベター。
利尿作用こそないものの、体が冷えることでトイレが近くなる可能性があります。

反対に水の温度が温かい分には問題なし。
体を温めることができ、それにより基礎代謝が上がったり血行がよくなったりする可能性もあるため、可能であれば白湯を取り入れると良いでしょう。

ちなみに、ノンカフェインのドリンクはグレーライン。
ジャスミンティーやルイボスティーなど体にやさしいものであれば問題ありませんが、清涼飲料水だと糖分方になる可能性があるので注意してくださいね。

水分補給のコツとは?


「常温の水や白湯がいい」とはいえ、一度にガブガブ飲めば良いというわけではありません。
適切に水分を補給するためにも、次のポイントに気をつけてくださいね。

一度に飲むのはコップ1杯分まで

実は、一度に吸収できる水分量には限りがあります。
個人差はあるものの、だいたい200〜250ml程度。
コップ約1杯分の量しか吸収できないのです。
つまり、一度にたくさん飲んでもうまく水分を補給することはできないということ。
吸収できなかった分は尿として外に出るため、トイレが近くなるので注意しましょう。

喉が乾く前にこまめに飲む

「喉が乾いたな」と感じるのは、水分が不足している証拠。
夏場であれば熱中症の危険が増しますし、冬場であれば乾燥による不調を招きかねません。
喉の渇きを感じる前に、こまめに水分を取り入れる習慣を身につけましょう。

塩分・ミネラルも摂取する

熱中症を防ぐために水だけを取り入れるのは、実はあまりおすすめできません。
水を飲み続けると血液中の塩分やミネラルの濃度が低くなってしまい、かえって体に負担をかけてしまうことがあります。
スポーツドリンクなどを取り入れたり、バランスの良い食事をしたりすることで防ぐことができますので、意識してみてくださいね。

まとめ


「毎日コーヒーばかりだった」なんて方もいるかもしれませんね。
もちろん、コーヒーなどのカフェイン入りドリンクをやめる必要はありません。
疲労軽減、集中力アップなど、カフェインにはカフェインのメリットがあります。
大切なのは、カフェイン入りのドリンクを飲んだら少し多めに水分をとること。
うまくバランスを取れば脱水症状や熱中症を防ぐことができますよ。
ぜひ明日から実践しましょう!

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