ダイエットだけじゃない!ウォーキングの効果を紹介!

コラム

減量やダイエットの目的でウォーキングをされている方も多いのではないでしょうか。ウォーキングには脂肪燃焼の効果はもちろんのこと、その他にも様々な効果やメリットがあります。ここでは、そんなウォーキングの効果を紹介しています。

ウォーキングとは

 ウォーキングは、日常生活の歩きや散歩とは異なり、ダイエットや健康のためという目的をもって行う歩きのことを指します。いつでもどこでも気軽に行うことができる運動で、老若男女に人気がありますね。有酸素運動の代表的な運動であり、体脂肪燃焼や体質改善、生活習慣病予防に最適だと言われています。

ウォーキングの効果

 ウォーキングの効果は主に脂肪燃焼効果があります。酸素を摂りこんで糖をエネルギーとして消費するため、中性脂肪を減らす効果があり、ダイエットには最適の運動です。その他にも、高血圧の改善・心肺機能の強化・骨の強化・動脈硬化の改善・肝機能の改善・糖尿病の改善・腰痛の改善・リラックス効果など多くの効果が期待できます。
 血中の血圧を下げるタウリンやプロスタグランディンEという物質が増加することで子血圧の改善が期待できます。また、ウォーキング習慣のある人ほど心血管疾患のリスクが低下することが分かっているのです。運動をすることでカルシウムの吸収が高まるので、骨の強化にもつながります。その他にもウォーキングを続けることで、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンという神経伝達物質が分泌されることも分かっています。このように、ダイエット効果以外にも多くの効果が見込めるのです。

ウォーキングの正しいフォーム

ウォーキングは正しいフォームで行うことで、消費カロリーが変わってきますし姿勢改善にもつながります。まず背筋を伸ばしてあごは軽くひいて、視線を足元ではなく前方15mほどをみることで喉が開いて呼吸がしやすくなります。また、首が前に出てしまうスマホ首を改善します。そして、脚は自然に着地します。よくかかとからつま先へという解説もありますが、かかとから着地しようと意識しすぎてしまうとふくらはぎが太くなる原因になります。あまり意識せずに自然に反動で歩いてみてください。そして足の裏に体重をかけ、指の付け根辺りから蹴るように踏み出しましょう。ウォーキングをしているときは常に下腹部に力を入れて、腰が上下に動かないように意識してみてください。姿勢が正しくなって消費カロリーが上がり、膝や腰へ負担が軽減されます。

ウォーキングを行う時間

有酸素運動は「20~30分以上続けないと脂肪が燃焼されない」といわれていますが、これは間違いということがわかっています。人間は日常的な生活の中でも脂肪は消費されているので、ウォーキングを始めた瞬間から脂肪燃焼は始まっています。しかし運動の時間を継続すると神経が刺激され、ホルモンが増加していくことは確かです。20分より30分、30分より1時間と継続していくことで、脂肪がより多く分解されていきます。
しかしやはり一番大切なのは、負担の無い程度で毎日継続することが大切です。「毎日1時間必ず歩くぞ!」という意気込みで行っても、達成できずにモチベーションが下がってしまえば意味がありません。あまり完璧主義にならず、今までよりも少し多く歩いてみようという考えで行った方が習慣化するものです。そのため、まずは10分、慣れて来たら20分と無理のない範囲で始めてみてください。

まとめ

 ここまで、ウォーキングの効果や正しい歩き方などを紹介してきました。気軽に始められる運動だからこそ、継続することが大切です。無理のない程度に日常生活に組み込んで、ダイエットや健康のためにぜひウォーキングを始めてみてはいかがでしょうか。

関連記事一覧