椎間板ヘルニアと人間ドック。検査を定期的に受けよう

コラム

椎間板ヘルニアと人間ドック。検査を定期的に受けよう「椎間板ヘルニア」という病気は、誰しもが発症するリスクを持っています。
加齢や生活習慣の影響が大きいと考えられていますが、もともと人類は二足歩行を始めたときから腰や背骨に多大な負荷をかける生活様式になりました。
いったん負傷すれば自然回復は非常に困難で、治療したとしても継続的な処置が必要になるケースは少なくありません。
そのため、ヘルニアやヘルニア関連の症状について、「最善の治療方法は予防である」と言われるほどです。
椎間板ヘルニアのリスク管理を心がけようと思う方は、定期的に病院で検査を受けておくことをおすすめします。
今回は、椎間板ヘルニアの症状や検査方法についてご紹介いたします。

椎間板ヘルニアについて

・椎間板ヘルニアってどんな病気?

椎間板ヘルニアとは、背骨を構成する軟部組織である「椎間板」が脊椎(背骨)から飛び出してしまう病気のことです。
脊柱は固い椎体と椎体を、柔軟性のある椎間板を挟む形で可動性を得ています。
椎間板ヘルニアになると椎間板が背面の神経を圧迫し、神経系の障害や坐骨神経痛を生じさせるケースが多く、さらには排尿障害など深刻な影響も懸念されるため、放置は厳禁です。

・椎間板ヘルニアになるとどうなる?
椎間板ヘルニアの影響で起こる症状としては、上記の排尿障害や坐骨神経痛のほか、手足のまひ、背中、腰、手足の痛み、歩行困難などが挙がります。
脊椎に沿った神経が圧迫されて神経伝達が阻害されると、手足や膀胱へつながる神経反射が障害を受けます。
不随意の反射が行われなくなる、その危険性をご想像いただけるでしょうか? 排尿困難になると急性症状を併発する恐れがあるので、緊急の対応が必要になります。

椎間板ヘルニアの検査

・椎間板の変形はMRI検査で診断できる

脊椎は骨組織であるため、CTスキャンやレントゲン検査で撮影しますが、椎間板ヘルニアについては軟部組織が主要な撮影対象となるため、MRI検査を行います。
MRIは磁気共鳴を利用した画像検査で、水分を含んだ軟部組織を視覚的に診断できる検査法です。
脊椎から椎間板が飛び出していればヘルニアです。ただし、形態としてヘルニアの特徴をあらわしていても無症状であるケースもあるので、必ずしも治療に進むとは限りません。

・MRI検査は人間ドックで受診しよう

検査から治療まで一連の流れとして進める場合、高度な検査でも保険が適用されます。
しかし、無症状で治療の必要がないと診断された場合には、全額自己負担になるでしょう。
そうなると、MRI検査単独でも2万円以上という高額な費用を受診のたびに支払わなければなりません。
椎間板ヘルニアは時とともにリスクが上昇します。「その時」は大丈夫でも、将来にわたって自覚症状が現れないとは限らないのです。
状態の変化を把握し続けることが大事ですので、人間ドックで定期的に検査を受け、健康状態や体質に関する認識を医療機関と共有しておくようにしてください。

胆道閉鎖症と日本人
人間ドックは基本的な検査から確定診断までを通して受診できる唯一の方法です。
忙しい方やなるべく検査費用を押さえたい方、通院の負担を軽減したい方に適していますので、まだ受けたことがない方はぜひ検討をしてみてはいかがでしょうか。

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