うんざりするほど暑い日は、自宅で体を動かそう!〜ストレッチ編〜

コラム

“過去最高の暑さ”とも言われる今年の夏。
毎日暑くて、体を動かすのが億劫ですよね。

しかし、ちょっとでも体を動かせばたくさんのメリットを感じることができます。
もちろんハードな運動でなくてOKです。

この記事ではクーラーが効いた部屋でもできる簡単なストレッチをご紹介しますので、ぜひ取り入れてみてくださいね。

ストレッチのメリット

体のこりの緩和・歪みの解消

ストレッチのメリットとしてまず押さえておきたいのが、コリや歪みの緩和です。
どちらも筋肉の緊張によって引き起こされるものですが、ストレッチを行うと筋肉がほぐれるため、解消されやすくなります。
コリや歪みによる痛みや倦怠感も緩和されるでしょう。

血行促進

血流が悪くなる理由は様々ですが、その中でも代表的なのが筋肉の緊張です。
ストレッチを行うと筋肉が緩むため、血行が促進されます。
血液の流れがスムーズになれば冷えやむくみといった不調も緩和される上、熱を溜め込みにくい体を作ることができるため、暑い日も快適に過ごすことができるでしょう。

リラックス効果

ストレッチによって筋肉の緊張がほぐれると、高いリラックス効果を感じることができます。
寝る前などに行えば眠りが深くなるため、翌日の疲れも残りにくくなるなど一石二鳥。
呼吸が深まることで自律神経も整いやすくなります。

おすすめのストレッチ

胸のストレッチ

「胸のストレッチ」は、凝り固まりやすい胸元を大きく開くストレッチです。
呼吸が深まりやすくなり、自律神経が整いやすくなります。
立った状態でも座った状態でもできるため、仕事中や寝る前など取り入れやすいタイミングで行ってくださいね。

<やり方>
1.両足で立つか、ラクな状態で座る
2.両手を体の後ろにまわし、指を絡める
3.左右の手首、肩甲骨をそれぞれキュッと寄せる
4.胸を突き出し、目線を上げる
5.胸に向かって深い呼吸を繰り返す

<ポイント>
・肩が上がらないように首を長く保つ
・呼吸は鼻呼吸か、もしくは鼻から吸って口から吐く
・辛い場合は手首を緩め、肩甲骨のみを寄せる

体側のストレッチ

「体側のストレッチ」は、腰まわりや脇腹、肩まわりを伸ばすことができるストレッチです。
呼吸を深める、肩こりを緩和する、内臓下垂を改善するなど、メリットがたくさん!
こちらのストレッチも、立った状態でも座った状態でも行うことができます。

<やり方>
1.両足で立つか、ラクな状態で座る
2.息を吸いながら右手を上げる
3.吐く息に合わせて上体を左に倒す
4.脇腹にストレッチ感を感じながら、深い呼吸を繰り返す
5.1の姿勢に戻り、反対側も同様に行う

<ポイント>
・体が前傾しないように、目線は上に向ける
・肩こりが辛い場合、上げている手の肘は曲げても良い
・座って行う場合、お尻が床から浮かないようにする

股関節のストレッチ

「股関節のストレッチ」は、その名の通り股関節をほぐすことができるストレッチです。
股関節には血管が集中しているため、血行促進には特に効果的。
硬い人は痛みを感じやすいため、無理のない範囲で行いましょう。

<やり方>
1.両足を伸ばした状態で座る
2.軽く膝を曲げてそれぞれ外側に開き、足の裏を合わせる
3.かかとを自分の方に近づける
4.つま先を掴み、息を吸って背骨を伸ばす
5.膝をパタパタと動かす
6.余裕があれば体を前傾し、内腿から股関節をしっかり伸ばす

<ポイント>
・背骨が伸びにくい場合は壁を使いながら行う
・膝が開きにくい場合はお尻の下にクッションを入れて行う

まとめ

ご紹介したストレッチは、一日の中でどのタイミングで行ってもOKです。
1回ではなく、何度も行えばさらに効果的!
ぜひちょこちょこ体を動かして、夏を快適に過ごしてくださいね。

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