目が疲れた時に取り入れたい、デスクでできる簡単アイケア

コラム

パソコンでの作業が続くと「目が疲れたなぁ」なんて思うことはありませんか?

最近はスマートフォンなどでプライベートな時間帯もブルーライトを浴びることが増えているため、目を酷使している人は少なくないはず。

目の疲れで済めばいいものの、放っておくと頭痛や肩こりなどさらなる不調を招くこともあります。

症状が辛くなる前に、簡単なアイケアを取り入れて目の疲れを緩和しましょう。

この記事ではデスクでできるアイケアをご紹介します。

目の疲労の原因は?

目の疲労の原因は、単純に「目を酷使しているから」というわけではありません。
実は、血行不良が原因の一つと言われています。

というのも、パソコンやスマートフォンを覗き込もうとすると、首や肩に自然に力が入るもの。
その結果コリが生じ、目につながる血流が悪くなります。

すると目に必要な栄養や酸素が届きにくくなり、視界が霞んだり目が充血したりするのです。

つまり、目の疲れを取り除くためには血行をよくすればいいということ。

具体的な方法は次の項目で解説します。

デスクでできる簡単アイケア

首〜肩にかけてのストレッチ

まずおすすめなのが、首や肩のコリを取り除いて血流をスムーズにすること。
椅子に座ったままでも簡単にストレッチできるので、首や肩をよく伸ばしてコリをほぐしましょう。

<やり方>
1.椅子に座り、背骨をまっすぐに伸ばす
2.肩を下げ、首を右に倒し数呼吸繰り返す
3.1の姿勢に戻り、2と同様に反対側も行う
4.1の姿勢に戻り、両手を頭の後ろで組む
5.手に頭を預けるイメージで上を向き、数呼吸繰り返す
6.続いて顎を引いて下を向き、数呼吸繰り返す

<ポイント>
・前後左右、伸びているところを意識しながらストレッチする
・いずれの動作も背骨をまっすぐに保った状態で行う
・6のときは手で無理に押し下げなくて良い

パーミング

続いておすすめなのが、目の周りを温めること。
温まると血行が促進されるため、目の疲れを緩和することができます。
「パーミング」ならメイクの上からでもできるので、疲れを感じたらすぐに取り入れてくださいね。

<やり方>
1.ラクな姿勢で椅子に座る
2.手のひらを合わせ、熱を感じるまで擦り合わせる
3.手が温まったら左右それぞれの手で目を覆う
4.瞼を優しく閉じ、手からの熱を感じる
5.4のままゆったりと呼吸を繰り返す

<ポイント>
・手は目をふわっと覆うように被せる
・温かさを感じなくなったら2の動作を取り入れる
・自宅で行う場合は温かいタオル等で目を覆っても良い

ツボ押し

会議中でもこっそりできちゃうアイケアといえば、ツボ押しです。
目の周りを刺激したり、目の疲れや眼精疲労に効くツボを押したりすれば、視界がスッキリとしてくるはずですよ!

・目のマッサージ
目のまわりを刺激するように指先でトントンと叩く。
円を描くように順に刺激していくと◎

・攅竹(さんちく)
「攅竹」は眉頭の近くにあるツボ。
疲れ目や目の充血を緩和する効果があります。
眉頭の少し下にあるくぼみを、親指でグッと押してみましょう。

・晴明(せいめい)
「晴明」は目頭の近くにあるツボ。
目の血流を改善する効果があり、眼精疲労の回復に効果的です。
目頭の近く、鼻の根元を親指と人差し指でギュッとつまんでみてください。

・太陽(たいよう)
「太陽」は眉尻の近くにあるツボ。
“眼病と無縁になる”という意味が込められている通り、目の様々な不調を緩和します。
眉尻より少し下、目尻よりも少し上、こめかみ付近のくぼみを押してみましょう。

まとめ

目が疲れるからといって、パソコンやスマートフォンを手放すのは不可能なこと。
上手く付き合っていくためにも簡単なアイケアを取り入れて、目を労る習慣をつけてくださいね。

関連記事一覧