早いうちから予防を!花粉症を悪化させないための方法とは?

コラム

毎年春や秋が近づいてくると困るのが花粉症ですよね。また、季節を問わず一年中、飛散している花粉ので、花粉に角のアレルギーのある人は敏感になっていえ、少しの花粉でも鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどの花粉症の症状がすぐに出てしまいます。今回は、そんな花粉症を悪化させないための予防法を紹介しています。

花粉症の対策方法


最初に、花粉はどういうときに飛ぶやすいのかを紹介します。花粉は、晴天または曇天の日、前の日に雨が降った日、日中の最高気温が高めの日、湿度が低く乾燥した日、強めの南風が吹いたあと北風に変わった日、などに飛びやすいと言われています。
そんな花粉症の予防方法一つ目は食生活です。花粉の時期の健康のためには、規則正しい食生活が重要です。なるべく暴飲暴食は避け、お酒やお菓子は控えましょう。体に優しいお茶や野菜をたくさんとり、栄養バランスのいい食事を心がけましょう。
また、帰宅したら玄関前で服についた花粉を払い落としてから室内に入り、うがいや洗顔で、花粉を洗い流すと効果的ですそして花粉シーズンにはドアやサッシをしっかりと閉めて外からの花粉の侵入を防ぎましょう。外から持ち込まれた花粉を除去するためにも、こまめな掃除も大切です。
服装は、一般的にウール素材は、木綿や化学繊維に比べて花粉が付着しやすく、室内に持ち込みやすいので注意が必要です。外出時は、コートや上着など、一番上に着るものはウール素材を避け、できるだけツルツルとした凹凸のない素材の服を選ぶと良いでしょう。

花粉症対策のよくある誤解

つらい症状を軽減しようと、噂で聞いたことのある対策をしてしまう方も多いと思いますが、実は逆効果という場合もあります。
まずは、症状が出た後で治療すれば治るのかというもの、実は花粉症は一度症状が出てしまうと鼻の粘膜がどんどん敏感になり、悪化してしまいます。そのため、症状がひどくなる前から早めの治療がおすすめです。花粉の飛散予測日から、経口治療薬を前もって薬を飲み始めることで発症時期を遅らせ、花粉が飛ぶ最盛期の症状を軽くすることができます。
また、症状がひどい時だけ薬を飲めばよいのかというもの。実は花粉シーズン中でも飛散量や体調により、アレルギー性鼻炎の症状が一時的に落ち着くことがあるのです。しかし、一度症状の出た鼻粘膜は花粉に対して過敏な状態が続いています。少しの花粉でも鼻水、鼻づまり、くしゃみの症状が出やすい状況なので、花粉シーズン中はマスクなどの予防とともに、シーズン終了まで飲み続けてみましょう。
次に、室内に入れば関係ないという噂。これは外から帰ってそのまま家に入ってしまうと、衣服に付着した花粉を室内に持ち込んでしまい、家の中でも症状がおさまらないことがあるので、一概にそうとは言えません。外出では花粉がつきやすいウールなどの素材を避け、ツルツルした素材の服を選んだり、玄関先で濡れ布巾などを用いて念入りに花粉を舞い上がらせないように拭き取ったりして、快適な環境づくりをしましょう。
最後の噂は、雨の日は、花粉対策をしなくてもよいのかというもの。雨の日は花粉が飛散しないため油断しがちですが、実は降り始めは雨とともに空中に浮遊していた花粉が落ちてきています。また、雨が上がって晴れると、地面に落ちていた花粉が再び巻き上げられ、新たに飛んでくる花粉と合わさって花粉量が多くなることもあります。

まとめ


ここまで、花粉の予防法と間違った噂を紹介してきました。花粉症対策は早ければ早いほど効果的です。ぜひ参考にして、辛い症状を予防してみてくださいね。

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