人間ドックで再検査と言われたらどこへ行く?受診先の選び方

コラム

人間ドックの「再検査」「要精密検査」と書かれた結果票を受け取った経験はありませんか?異常ではないかもしれないけれど、どこで再検査をすればいいかわからず、そのままにしてしまう方も少なくないでしょう。
本記事では、再検査の受診先の選び方と行動のポイントを解説します。

再検査が必要と判断される理由

「再検査」と聞くと不安になる方も多いですが、まずはその意味を正しく理解することが大切です。判断される主な理由を確認していきましょう。

検査値が基準範囲を外れている

人間ドックはあくまでスクリーニング、つまりふるい分けを目的とした検査です。基準値を外れた項目があっても、それだけで病気が確定するわけではありません。
「再検査」とは、より詳しく調べることで状態を正確に把握するための次のステップです。健診結果に一喜一憂せず、落ち着いて次の行動を考えることが大切です。

一度の検査だけでは判断できない項目がある

血圧や血糖値など、体調や食事・運動の影響を受けやすい項目は、一度の測定だけでは判断しにくい場合があります。結果の数値が一時的なものか継続的な変化なのかを見極めるためにも、再検査を受けることが大切です。「念のため確認する」という姿勢が、早めの行動につながります。

再検査はこう受診先を選ぶ

「どこに行けばいいかわからない」「かかりつけ医がいない」という理由で後回しにしてしまう方は多いものです。受診先選びは、いくつかのポイントを押さえれば思ったより簡単に選べます。まずは結果票と一緒に届く書類を確認することから始めてみましょう。

結果票に記載された診療科を確認する

再検査の結果通知には「内科」「消化器科」「循環器科」など、受診すべき診療科が記載されていることがあります。指定の診療科がある場合はそちらへ予約し、記載がない場合は施設への問い合わせや、かかりつけ医への相談から始めると良いでしょう。

人間ドックを受けた施設に問い合わせる

受診した施設に相談すると、適切な受診先の案内を受けられる場合があります。施設によっては精密検査まで一貫して対応しているため、最初の問い合わせ先として活用するのがおすすめです。電話一本で次のステップが明確になることもあります。

地域のかかりつけ医に相談する

かかりつけ医がいる場合は、まず相談してみましょう。必要に応じて専門医への紹介状を書いてもらえるため、スムーズな受診につながります。受診のタイミングは、判定から1〜2か月以内が目安です。かかりつけ医がいない場合は、近くの内科クリニックへの相談からでも問題ありません。

再検査を放置すると発見が遅れる



放置することで体にどのような影響が出るのか、2つのポイントを順番に見ていきます。

症状がないまま病気が進行している場合がある

自覚症状がないからといって放置すると、早期発見・早期治療のチャンスが失われることになりかねません。生活習慣病やがんは無症状のまま進行するケースも多く、気づいたときには治療が難しくなっていた、ということも起こり得ます。「症状がないから大丈夫」という判断は、健康管理においては禁物です。

治療の選択肢が狭まっている可能性がある

発見が遅れるほど、治療の選択肢が狭まるのが現実です。再検査の結果が「問題なし」であれば安心につながりますし、何か見つかったとしても早期発見であれば対処しやすくなります。早めの受診が、将来の健康を守ることにつながるでしょう。

まとめ

再検査は病気の確定ではなく、詳しく調べるための大切なステップです。受診先は結果票の診療科・受診施設への問い合わせ・かかりつけ医の3つから検討しましょう。自覚症状がなくても放置せず、判定から1〜2か月以内を目安に早めの受診を心がけることが、安心への第一歩になります。

関連記事一覧