サウナで「整う」とは?正しい入り方や注意点も解説

コラム

サウナブームが続く昨今、「整う」という言葉を耳にしたことがある人も多いと思います。
では、サウナで「整う」とは具体的にどのような状態なのかご存じでしょうか。
この記事では、サウナで「整う」とはどのようなものなのか、サウナの正しい入り方はあるのかなどについて解説します。
サウナで整ってみたいと考えている場合、ぜひ参考にご覧ください。

サウナで「整う」とは?

サウナで「整う」とは、サウナと水風呂の温度差、それから外気浴によって得られる独特の心地よさを表現する言葉です。
この状態になる理由は、高温のサウナと冷たい水風呂に入り、交感神経が刺激された後、外気浴で副交感神経が活性化し自律神経のバランスが整うことで、心身がリセットされるからです。
「整った」状態のとき、以下のような感覚を覚えることが多いです。
 運動をした後のような、心地よい疲労感
 深いリラックス感と爽快感
 頭がクリアになり、思考が整理される感覚
サウナで「整う」ことは、単なる気持ちよさだけではなく、ストレス軽減、睡眠の質向上、免疫機能の活性化など、さまざまな健康効果も報告されています。

サウナで安全に整うための正しい入り方

サウナで安全かつ効果的に「整う」ためには、基本的な手順を守ることが大切です。
1. 入る前に水分補給をします、サウナでは大量の汗をかきますので、脱水を避けるためにも水分をしっかり補給しましょう。
2. サウナに入る前には、髪や体をきちんと洗います。他の人も共同で利用する場所なので、マナーを守って入りましょう。
3. サウナに入ります。初心者は5分程度から始めましょう。座る場所は、一般的に上段が熱くなっているため、慣れるまでは中段か下段に座るのがおすすめです。
4. サウナを出たら、シャワーやかけ湯で汗を流した後、水風呂に1~2分程度浸かります。心臓に負担がかからないように足からゆっくり入りましょう。水風呂が苦手な場合は、シャワーだけでも問題ありません。
5. 外気に当たりながら5分程度休憩します(外気浴)。外に休憩場所がない場合や、外の気温が低い場合は室内での休憩でも大丈夫です。
6. このサイクルを2〜3回繰り返します。

サウナに入るときの注意点

サウナを安全に楽しむためには、以下の注意点を守ることが重要です。
 高血圧・心疾患・重度の皮膚疾患などの持病がある人は、医師に相談してからサウナを利用してください。
 飲酒後のサウナは、絶対に禁止です。アルコールによる脱水や血圧低下で、脳梗塞や心筋梗塞、意識障害などを引き起こす恐れがあり危険です。
 サウナに入ると大量の汗をかき脱水症状を起こす場合があります。サウナに入る前や各サイクルの間、サウナから出た後など、こまめな水分補給を心がけてください。
 長時間のサウナは熱中症のリスクがあります。特に初心者の場合は体が慣れていないため、5分程度から始めて体調と相談しながら時間を延ばしてみてください。
 少しでも体調に不安があるときは、サウナの利用を控えましょう。また、利用中にめまいや吐き気、動悸などの不調を感じた場合も、すぐにサウナから出て休息を取ってください。

まとめ

サウナで「整う」とは、高温のサウナと冷たい水風呂の刺激に、それから外気浴によって自律神経のバランスが整えられことです。
「整う」の感じ方には個人差があるため、自分に最も合うサイクルを見つけるのも楽しみのひとつといえるでしょう。サウナハットなどのグッズも活用しながら、自分だけの「整い」を探してみてください。
定期的にサウナに入ることでは、ストレス軽減や睡眠の質向上など、日常生活のクオリティを高める効果も期待できます。
正しい入り方と注意点を守ることで、安全に「整う」を体験することができますので、心地よいサウナライフを楽しんでみてくだい。

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