うつ病を予防する方法とは?

コラム

近年増えてきているうつ病。心が弱いから、自分がだめな人間だからと考えやすいですが、実はそうではなく、立派な病気なのです。
今回は、うつ病とは何なのか、またうつ病を予防する方法を紹介していきます。

うつ病とは


うつ病とは気分の落ち込みや、不眠、食欲の低下、集中力の低下、以前であれば楽しめていたことが楽しめないなど様々な症状を来すこころの病気のことです。
何か悲しいこと、不快な出来事があった際に気分の落ち込みが出る、やる気が出なくなるのは人間として正常な心の動きですよね。
しかしうつ病の場合は、明らかな原因がないのに気分の落ち込みや気力の低下などの抑うつ症状が持続したり、明らかなきっかけがあったとしてもそれが原因で起こると考えられる以上の強い症状が出現し、その結果日常生活に支障生じるといったことが起こるのです。大きなストレスや睡眠不足や過労、性格や考え方、それに加えて生まれ持った遺伝的な要素など様々な要因が組み合わさってうつ病が発症すると言われています。

うつ病になりやすい性格


うつ病にかかりやすいと言われている性格として、メランコリー親和型と呼ばれる性格傾向があります。この性格は真面目で責任感が強く、几帳面で秩序を重んじる、周囲に気を使いすぎるなどの特徴があります。このような性格の方は総じて仕事も出来て、周りからの評価も高く頼りにされます。
そういった一方で柔軟性に欠け、自責的であったり、一人で何でも抱え込もうとするためうつ病になりやすいといった傾向があると言われています。
また、自己中心的、依存的、他責的、繊細で傷つきやすいなどの性格傾向を持つ人のうつ病も増えてきているため、そういった性格傾向をもったうつ病を新型うつ病と呼ぶこともあるようです。
うつ病にかかりやすい生活をしている場合もあります。生活習慣や食生活の乱れによって常にエネルギーが不足した状態は続いていることもあるのです。
自分なりの趣味や楽しみがなく、くつろぐ時間が取れないということも問題でしょう。こうやって考えてみると働き盛りの社会人の方は当てはまる人が多いのかもしれません。

うつ病を予防する方法


うつ病を予防する方法としては、行動パターンや認知のパターンを変化させていくことが必要です。
行動パターンに関してはまず、十分な休養をとり、3食の食事摂取、過度な飲酒を避ける、定期的な運動などの健康的な生活へシフトチェンジし、楽しみやくつろぎの時間を大切にすることです。
認知、行動のパターンに関しては認知行動療法など適切な思考パターンを行っていくことが重要になってきます。
私たちは毎日の色々なストレスに対してそれを上手にかわしたり、生かしたりして生活していますよね。対応は人それぞれパターンがありますが、上手にストレスをかわせる人もいれば、ストレスをそのまま受け止めてしまいしんどくなってしまうような人もいるのです。
しかしストレスに対応するパターンは意識をすることで身に着けていくことが可能なのです。パターンを意識して使っていくことで毎日の生活が良い方向に変わっていくでしょう。

まとめ

うつ病になりやすい行動パターンとして、生活習慣と考え方のふたつの側面があることがわかりました。うつ病になりやすい行動パターンを知り、それを改善していくことはうつ病の予防につながっていきます。また現在うつ病にかかっている方も症状の改善や病気の再発予防に役立つと思います。
また、うつ病の症状が現れた時は、迷わず医療機関に相談に行くことも大切です。
うつ病は重くなればなるほど治療も時間がかかってしまうため、しっかりと治療していくことも大切でしょう。

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