くびれを作るには腹横筋を鍛えよう!

コラム

引きしまった女性らしいウエストはいつでも多くの女性の憧れですよね。そのためには食事制限や筋トレ、コルセットなど色々なアプローチの仕方がありますが、全体的に痩せるのではなく、健康的でありながらしっかりとしたくびれを作るのはとても難しいですよね。しかし腹横筋を鍛えることでそれが可能になります。今回はその方法を紹介していきます。

そもそもくびれとは


 まず初めに、くびれの作り方をご紹介する前に「そもそもくびれとはなんなのか?」、「どんな筋肉が関係しているのか」ということについて紹介します。「くびれ」とは、ウエストラインが引きしまった状態をいいます。バストやヒップに対してウエストだけが引きしまって前から見たときに魅力的な曲線を描いている状態のことです。身体全体が細いのとは異なり、このようなメリハリのある曲線は健康的であることが必要です。
 きれいなくびれをゲットするためには、腹筋についてある程度知っておく必要があります。「腹筋」は、「腹直筋」、「外腹斜筋」、「内腹斜筋」、「腹横筋」の4つの筋肉の総称のことを言います。そのなかでも腹横筋は、4つの中で最も深層にあり、お腹周りに巻き付くような横方向の走行をしている筋肉で、くびれに大きく関わってきます。コルセットのようにお腹や腰周りを安定させる役割をしており、身体を動かすときでなく、姿勢を保つために常に働いているのです。

腹横筋を鍛えるメリットとは


 実はくびれをつくるだけでなく、腹横筋を鍛えると他にもメリットがたくさんあります一つ目のメリットは姿勢改善です。コルセット筋とされる腹横筋の機能が向上することで、骨盤、腰を中心に安定し、姿勢がよくなるのです。二つ目のメリットは腰痛改善です。そして姿勢が改善して反り腰や猫背が治ることで腰痛になりにくくなりますよね。また、自前のコルセットを常に装着している状態になるので、ぎっくり腰などもなりにくくなるのです。三つ目のメリットは、パフォーマンス向上です。体幹が安定することで、動きに安定感が生まれます。また、身体の幹が安定することで枝である手足の力も入りやすくなり、脚力や腕力向上にもプラスになるのです。スポーツなどにおけるパフォーマンス向上はもちろん、日常生活内の動作も身軽になるのです。

くびれを作るトレーニングを紹介

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 ここからは、くびれを作るための具体的なやり方を紹介します。
 まずは腹斜筋をほぐしていきましょう。まず美しいくびれを作るためには、引きしめたい筋肉をまずしっかりほぐして柔らかくすることが大切です。ほぐすことでその部位の血流がよくなり、収縮&弛緩しやすい筋肉になるため、そのあとのトレーニングも効率よく行えるのです。まずはマットに横向きになり、骨盤のすぐ上にローラーをセットしましょう。そして下の肘をつき頭をのせ、肘は遠くに伸ばして肋骨と骨盤の距離をはなしたら、上の手は後頭部にそえます。足は上の足を前に出し膝を折ってマットにつき、下の足は真っ直ぐ下に伸ばした状態からやや後ろに引きましょう。そしてローラーより下を固定した状態で、上の手の肘を床にタッチする感じで胸を下に向け、元に戻す、を繰り返していきましょう。
 次に紹介するのは、簡単に骨盤の歪みが調整できるストレッチです。まずは仰向けで両膝を立て、腰の下に手のひら一枚の隙間を作り、足は腰幅の1.5倍位に開きましょう。次に片足と上半身は動かさずに、もう片方の足を内側に倒します。反対も同様に行い、左右を順番に繰り返していきましょう。

まとめ

 ここまで、くびれを作るための腹横筋を鍛えるトレーニングを消化してきました。腹横筋を鍛えることはくびれを作るだけでなく、姿勢改善にも役立ち、綺麗な体を手に入れることができます。ぜひ参考にして、きれいなくびれを手に入れてみてはいかがでしょうか。

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