朝からスマホを見る習慣が体に与える影響とは?

コラム

起床直後にスマートフォンを手に取る人は少なくありません。目覚めたばかりの体にとって、大量の情報を受け取ることは負担になりがちです。本記事では、朝のスマホ習慣が体に与える影響と、日常で取り組みやすい対策をお伝えします。

朝のスマホ習慣が体に与える影響

起床直後は、脳と体が睡眠状態から活動モードへ移行する大切な時間帯です。このタイミングでスマホを手に取ると、画面が発するブルーライト(青色光)が脳に強い刺激を与えることになります。朝のスマホ習慣が体に及ぼす影響を、3つの側面から見ていきます。

脳が休まらず疲れを感じやすい

睡眠中、脳は一日の記憶を整理し、疲労を回復させています。目覚めてすぐにSNSやニュースを見ると、大量の情報が脳に一気に流れ込んでしまいがちです。脳の処理が追いつかなくなることで、午前中の疲労感につながります。

自律神経が乱れやすくなる

自律神経とは、心拍数や血圧、体温などを無意識にコントロールする神経のことです。起床後は交感神経(活動を促す神経)が徐々に優位になるのが、体の自然なリズムといえます。しかし、朝のスマホから得る刺激的な情報により、交感神経が急激に活性化されやすい状態になりがちです。急激な刺激が続くことで、一日のリズムが乱れやすくなります。

目や首に負担がかかる

起床直後は目のピント調節機能が十分に働いていないことがあります。また、寝た姿勢のままスマホの画面を見続けると、首や肩の筋肉に偏った力がかかりがちです。長時間続けることで、目の疲れや首こり、肩こりにつながることも少なくありません。

朝からスマホを見る人に起こりやすい不調

継続的に朝のスマホ習慣を続けていると、体や心にさまざまな変化が生じやすくなります。代表的な不調について、以下で確認してみましょう。

集中力が低下しやすい

脳が処理できる情報量には限りがあります。朝の段階で情報を多く取り込むと、午前中に集中力が続かないと感じる方もいます。業務や学習の効率低下を実感する方が多いのも事実です。

だるさや眠気が続く

スマホの光や情報刺激が、睡眠と覚醒のサイクルに影響を与えることがあります。体の目覚めが遅れることで、寝起きの疲れがなかなか抜けない状態が続く場合も少なくありません。こうした症状が長引くときは、医療機関への相談を検討してみてください。

気分の落ち込みにつながりやすい

SNSを朝一番に見ると、他者の生活と自分を比較してしまうことがあります。なかには、ネガティブな感情が生じやすいと感じる方もいるのが実情です。一日の始まりに気分が沈むと、その後の活動意欲に影響が出やすくなるのも特徴のひとつです。

朝のスマホ時間を減らす3つの工夫

急に変えるのが難しくても、無理のない範囲で取り組める工夫を3つ紹介します。

起床後すぐは別の行動を取り入れる

起床後30分はスマホを手に取らないと決めるのも、ひとつの方法です。水を飲む、軽くストレッチをするなど、体を目覚めさせる行動から始めてみてください。小さな変化の積み重ねが、体への負担を和らげることにつながります。

通知やSNSを見直す

朝にスマホを手に取るきっかけの多くは、通知への反応です。就寝前に通知をオフにしておくだけで、翌朝のスマホ確認の機会が自然と減ります。また、SNSアプリをホーム画面から移動させることで、無意識に開く頻度が変わりやすくなります。

朝日を浴びて体を目覚めさせる

朝の光を浴びると体内時計がリセットされます。体内時計とは、睡眠と覚醒のサイクルを調整する生体リズムの仕組みのことです。カーテンを開けて自然光を取り入れることは、自律神経を整えるうえで効果的とされています。

まとめ

朝のスマホ習慣は、脳の疲労や自律神経の乱れ、目や首の不調など、体にさまざまな影響を与える可能性があります。特に、だるさや気分の落ち込みが続く場合は、ライフスタイルの見直しとあわせて医療機関への相談もご検討ください。通知の設定を変えるなど、取り組みやすいところから行動を変えていくことが、体の調子を整える助けになると考えられます。

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