寒い季節に体が痛くなるのはなぜ?原因と対策を解説
寒くなると、肩や腰、関節などが痛くなったり、体が重だるく感じたりすることはありませんか?
こうした不調は、年齢に関係なく起こりやすく、寒い季節特有の「冷え」が大きく関係しています。
本記事では、寒い季節に体が痛くなる原因と、日常生活で取り入れやすい対策を解説します。
寒い季節に体が痛くなる3つの原因

1.冷えによる血流の低下
気温が下がると、体は大切な熱を逃がさないように血管をキュッと縮めます。これは体温を保つための自然な反応ですが、血流が悪くなり、筋肉や関節に必要な酸素や栄養が不足します。さらに、疲労物質もたまりやすくなるため、痛みやだるさの原因になります。
2.筋肉の緊張やこわばり
寒いと体がすくんでしまうのは、無意識のうちに筋肉に力が入っているからです。
緊張状態が続くと、筋肉が硬くこわばり、動かしにくさや痛みにつながります。特に首・肩・背中は、寒さの影響を受けやすい部位です。デスクワークやスマホ操作で前かがみの姿勢が多い方は、筋肉の緊張がさらに強まりやすくなります。
3.動かない時間が増える
寒い季節は外出が面倒になり、温かい室内でじっとする時間が増えがちです。
体を動かさない時間が長くなると、筋肉のポンプ作用が働かず、血流が滞ります。この悪循環が、体の痛みやこわばりをさらに強めることになります。
寒い季節に痛みが出やすい部位
寒い季節は、体の中でも特に血流が滞りやすい場所に痛みが出やすくなります。
代表的なのが首・肩・背中です。デスクワークやスマホを使う時間が長い方は、姿勢の影響も重なって症状が強く出ることがあります。
また、腰や股関節も冷えの影響を受けやすい部位です。立ち仕事や座りっぱなしの姿勢が多い方は注意しましょう。
さらに、昔ケガをした場所や、関節に違和感が出やすくなるのも寒い季節の特徴です。これは気圧の変化や冷えによって、古傷周辺の血流や神経の働きが影響を受けるためと考えられています。
寒い季節の体の痛みを和らげる4つの対策

1. 体を冷やさない工夫をする
首・お腹・足首は、皮膚の近くを太い血管が通っているため、温めることで効率よく全身に温かい血液を巡らせることができます。 マフラーや腹巻き、レッグウォーマーなどを活用して、体温を逃がさない工夫をしましょう。
2.入浴でじっくり温まる
シャワーだけで済ませずに、38〜40℃くらいのぬるめのお湯に10〜15分ゆっくり浸かることで、体の芯から温まり、全身の血の巡りがよくなります。
入浴による温熱効果は血管を拡張させ、筋肉の緊張をほぐす働きがあります。入浴後は湯冷めしないよう、早めに体を拭いて温かい服装を心がけましょう。
3.無理のないストレッチや軽い運動
肩をゆっくり回す、首を左右に傾げる、足首をクルクル回すなど、簡単なストレッチを1時間に1回、数分程度行うだけでも効果的です。
筋肉を動かすことで血流が促され、こわばりの予防につながります。デスクワークの合間に取り入れてみてください。
4. 食事と睡眠で内側から整える
温かいスープやお茶など、温かい飲み物・食べ物を意識的に取り入れると、体を内側から温めることができます。
また、睡眠不足やストレスは自律神経のバランスを崩し、冷えや痛みを悪化させる原因です。医学的にも、自律神経の乱れは血管の収縮を招き、血流不全を引き起こすことがわかっています。
まとめ
寒い季節に体が痛くなるのは、冷えによる血流の悪化や筋肉の緊張が主な原因です。
体を温める工夫、軽い運動、生活習慣の見直しを取り入れることで、痛みの軽減が期待できます。寒い時期こそ無理をせず、毎日少しずつ体をいたわる習慣を続けていきましょう。

