初心者におすすめ!スロージョギングとは?

コラム

ダイエットや健康に良いと言われているジョギング。有酸素運動の中でも激しい運動のため、毎日続けることは結構大変な運動ですよね。また、心臓に負担がかかるため、危険性もうたわれています。そこでおすすめなのがスロージョギングです。ここでは、初心者でも気軽に始められるスロージョギングについて紹介しています。

スロージョギングとは?

 スロージョギングとはその名の通り、ジョギングよりもさらにゆっくり走る有酸素運動のことです。スピードの基準としては、隣を走る人と会話できる程度のスピードが基準となります。体に優しいランニング方法として注目を集めています。
スロージョギングが話題になったのは、テレビで紹介されたり、天皇陛下の日課として紹介されたりしたことから話題になりました。そんなスロージョギングは、LSD(Long Slow Distance)とも呼ばれ、ゆっくりと長い継続して運動することが大切です。1960年代には確立されていた歴史ある有酸素運動なのです。また、日本ではスロージョギング協会の理事長であった運動生理学者の田中宏暁氏が提唱しました。アメリカ空軍の訓練やなでしこジャパンの練習にもスロージョギングが応用されているそうです。

スロージョギングのメリット

スロージョギングには、様々なメリットがあります。一つ目のメリットは、エネルギー消費量が大きいということです。その消費量は、なんとウォーキングの2倍と言われています。効率的に脂肪を燃焼させることができる有酸素運動ということがわかってきていて、疲労感はウォーキングと変わりませんが、エネルギー消費量はウォーキングの2倍というダイエットに最適な有酸素運動です。
二つ目のメリットは、足への負担が少ないということです。ジョギングは腰やひざに負担がかかりやすいので、高齢者の方は続けることが難しく、若い方でもケガや体調不良のリスクがあります。スロージョギングは負担を減らして少しずつ筋肉をつけることができるので、身体にも優しい運動なのです。
三つ目のメリットは、初心者でも始めやすく、継続しやすいということです。初心者の方は基本的に体力や筋力が落ちていて、運動に慣れるまで時間がかかります。いきなり無理をすると怪我のリスクがありますし、疲れてしまって継続するのが億劫になってしまいます。しかしスロージョギングであれば、無理のないペースで疲れにくいため、継続しやすいのです。何事も継続することが大切なので、スロージョギングはおすすめです。
 四つ目のメリットは、ストレス発散やリフレッシュ効果が得られるということです。スロージョギングをすると全身の血行が良くなり、集中力も高まります。認知機能や記憶力が向上し、頭がすっきりしてリフレッシュになります。仕事や勉強にも集中しやすくなるので、おすすめです。

スロージョギングのやり方

スロージョギングは、姿勢や着地方法にコツがあり、間違ってしまうと身体を痛めてしまうことあるので注意しましょう。スロージョギングは姿勢が大切です。姿勢は背筋を伸ばし、ひじは軽く曲げます。目線は遠くを見るようにすることで、喉が開くので呼吸が楽になります。歩幅は歩く時の半分程度の歩幅にして、一定のリズムで小刻みに足を動かしていきましょう。だいたい10~20cmを目安にしてください。
走るペースは、時速3~5kmがベストです。無理のないペースを見つけてみてください。途中からスピードダウンしても大丈夫です。また、時間は1日30分を目安に行いましょう。辛ければ、10分を3セットに分けて走ることでも効果が得られます。

まとめ

 ここまで、スロージョギングのメリットや正しい方法を紹介してきました。初心者でも気軽に始められ、エネルギー消費量も高いので効果が得られやすいということが分かりました。ぜひスロージョギングを日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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