人間ドックで肝臓の病気を早期発見しよう

コラム

肝臓は別名「沈黙の臓器」とも呼ばれており、がんなどの病気になっても自覚症状がほとんど現れない臓器です。
特に男性は女性に比べて肝臓がんの罹患(りかん)率が3倍にもなっているため、自分の肝臓の状態について常に気にしておいたほうがいいでしょう。
そこで今回は、人間ドックで分かる肝臓の病気の種類や、その検査方法について紹介します。

肝臓の病気の種類

肝臓の病気にはたくさんの種類がありますが、その中から代表的なものをいくつか紹介します。

・脂肪肝
肝臓に中性脂肪やコレステロールが溜まった結果、肥満になった状態。

・肝炎
肝臓の細胞が破壊されて炎症が起こる病気。

・肝硬変
肝臓が小さく硬くなってしまった状態のこと。
お酒を長期間飲み続けることで起こる肝硬変のことは「アルコール性肝硬変」といいます。

・肝臓がん
肝臓がんの多くは肝硬変を経て発症します。
先ほども書いた通り、肝臓がんになっても自覚症状はほとんど現れないので、定期的に検査を受けるようにしなければなりません。

腹部超音波検査(エコー検査)とは?

肝臓を検査するための方法として「腹部超音波検査」(エコー検査)というものがあります。
これは仰向けになった人の腹部にゼリーを塗り、そこに専用の機械を当てて腹部の断面図を調べる検査方法で、これにより肝臓に関するさまざまな病気を発見することができます。
腹部超音波検査(エコー検査)をした結果、肝臓に異常が発見された場合は、さらに採血などで肝臓の状態を内部から詳しく検査していくことになります。

■ 腹部超音波検査(エコー検査)を受けるには?

腹部超音波検査(エコー検査)は、全国の消化器科のある病院で人間ドックと一緒に受けることができ、費用は健康保険を適用した場合で1,500円~2,000円程度となっています。
この検査は空腹状態でないと正しく調べることができないので、当日は朝食(午後に行く場合は昼食も)を抜いた状態で来院しましょう。
検査の所要時間は、腹部超音波検査(エコー検査)のみだと約10分、血液検査や問診も一緒に受けた場合は40分~50分くらいとなります。

定期的に肝臓を検査しよう

もし肝臓に病気があるにも関わらず、それを放っておいてしまった場合は、症状が悪化して突然死してしまう危険性もあります。
たとえ肝臓に何の自覚症状がない場合でも定期的に人間ドックは受けるようにし、その際に腹部超音波検査(エコー検査)を一緒に受けるようにしましょう。
また、それと同時にアルコールを控えるなど、普段から肝臓が病気にならないような健康的な生活を送るように心掛けることも大切です。

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